ミニレポート-------------演奏曲目はこちら
今日の私の席は、スタンド席でした。大阪城ホールでスタンド席に座るのは実は初めてでした。 でも、わりとステージに近いところだったので、省吾がステージサイドに来てくれると、ずいぶん近くに見ることができました。
今日の省吾は、昨日からの心配通り、喉の調子がかなり悪くなっていました。 特に、バラードを歌ったときは、声が割れてしまって痛々しい感じでした。 話しているときも、「聞き取れる?」って気にしていました。
今日のMCは、昨日ととっても似ていたんです。だけど、私には悲しいことがありました。
省吾が「MCって苦手なんだよね」って言ったときに、会場の女の子が「省吾ワンパターンだよ」って言ったんです。
確かにそうかもしれない。毎日同じことも話しているし、何度かに一度は同じ話題が回ってきます。
だけど、どうしても伝えたいことを毎回話しているんだし、毎日毎日同じ人が聴きに来ていることを想定しているのではないと思うんですよね。
何年か前の大阪でのコンサートで、何かを言った男の子が会場中から「帰れ!帰れ!」というコールを受けたことを思い出してしまいました。
みんな省吾のコンサートを楽しみたいと思ってきているのに、きっと省吾もその本人も、そして帰れと言ってしまった会場の他のみんなも
いやな思いをしたと思うんです。きっと、そんな深い意味で言ったんじゃないと思うのですが、
少しその言葉を聞いて悲しかったし、あの時のようにならなくって良かったと思ってます。
そして、心に残る言葉がありました。
「時間だけはみんなに平等に流れるものだから、生きているところも、生活している場所も違うけど、一緒に成長していけたらと思います。」
これが、今日一番心に残った言葉でした。
そして、「大阪でのコンサートはすごく楽しい」と言ってくれたことも、嬉しかったです。
さて、演奏についてなんですが、省吾の歌い方が適当にくずれていていつもとちょっと違ってました。
そこにも、この4日間の疲れがでていたような感じでした。走ってステージの端から端へ移動する省吾は
見ているとやっぱり体が重そうだったし...。
あと、「我が心のマリア」の時の梁くんのビアノソロなんですが、今日は少し違ってましたよ。
音楽的なことはよくわからないので、曲自体が少し変わっていたかどうかは定かではないのですが、
絶対間違っていないのは、途中から音を変えていたことです。昨日までは、最後までピアノの音だったのに。
あのサビの部分の少し前から、シンセ音(って言うのでしょうか?)に変わってました。
これからは、このパターンでいくのでしょうか?
地元の大阪4日間が終わってしまって、とっても淋しい気がします。
ほんとに、あっという間に日が過ぎてしまったって感じです。
たいしたレポートは書けませんでしたが、とりあえずこれで、大阪は終わります。
次は名古屋につづきます。
1996.12.15