ON THE ROAD '96 "Tender is the night"
広島グリーンアリーナ


ミニレポート-------------演奏曲目はこちら


私にとって、今回のツアーの最終日となったコンサートです。

今回は発売後ずいぶん経ってから、まだチケットがあるということで、 広島の人にお願いして取ってもらったのですが、 前々から興味のあった「ステージサイド」席でした。

これは、前々からの予想どおり、なかなか良かったです。
省吾がいつも「その席はその席なりの楽しみ方があると思うんだよね」って言っているように、 私は楽しむことができました。

正面から見るのが照明や映像や、そういうすべてのものを総合して ステージを楽しめるのですが、ここはそういうものはダメ。
でも、省吾がこちらを見てくれる時間は結構多いんですよ。手も振ってくれるので、 思わずこちらも一生懸命振ってしまうんですよね。梁くんも、演奏しながら 気を遣って見上げてくれることも多かったし...。

たった一度しか行かないのだったら、もちろん正面をお勧めしますが、 何度も行くのなら、ステージサイド席、一度はどうでしょうか?

さて、コンサートの中身ですが、やはり曲目は同じでした。
MCも短くて、ちょっと寂しかったんですが、A PLACE IN THE SUNの終わりで 広島のことを話していました。「最初に歌ったのが青少年会館でね、次が...」 て調子で。広島のコンサートならではですよね。

今日はお姉さんも楽屋にお好み焼きを届けてくれたそうでした。
「今日お昼、お好み焼き食べた。姉さんが届けてくれたんだ。 あつあつのを楽屋に。」ってとても嬉しそうな話し方でした。
いつもの省吾よりも、もっと元気だったような気がするんですが、 お姉さんコンサートも見ておられたのでしょうか?

今回のコンサートは私にとってはこのツアー最後だったので、ちょっと 感慨深いものがあったんですが、座席の場所のこともあって、 本当にいままでと少し違う味わいがありました。
広島は結構ステージサイド席が後ろの方まで回り込んで作ってあったため、 アリーナ席を見ていると、「省吾はいつもこういう風に、私たちを見ているんだ」 ってよくわかりました。
客席で、「省吾から見えてるかも...」って思っていた時でも、 思ったよりも暗かったり、みんながこぶしを上げるJ.BOYの時の迫ってくるような アリーナ席のうねりなど、普通のスタンド席で見ていた時とはまた少し違いました。
みんなが映像を楽しんでいる時も、ステージのスクリーンの裏を見ていると、 なんか、ステージに立つ側の人間の気分になったり...ね。

コンサートからこれを書くまでに少し日が経ってしまい、なんとなく面白味のない レポートが最終回となってしまったのが残念ですが、こんなとこで...。

また、次のツアーを楽しみにこのレポートを終わりにします。

1997.1.14


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