ミニレポート-------------演奏曲目はこちら
会場の照明が落ち、観客がしょうごーって叫び立ち上がると、
"In the still of the night"が流れ、その曲が終わると"BE MY BABY"で、
今日のステージが始まりました。
省吾はやはりこの歌を歌うのは楽しそう。 ...と私は思いました。
そして、ミラーボールが回っていたので雰囲気が...うーん、言葉にできない。ごめんなさい。
続いてはおきまりの "Hello Rock'nRoll City"、もちろん今日は「伊勢city」と
歌っていました。
続いて"二人の絆"、そして"恋は魔法さ"。区麗情、鈴木祥子のどちらかがゲストで?
なんて甘い甘い。女性の部分も省吾が「今夜どこか連れ出して...」と歌って
いました。(この時のライティングはかわいい)
MCに続き、ラジオでこの曲はやるって言っていた"今夜こそ"、"What's The Matter
Baby?"です。
"君がいるところがMy Sweet Home"では、Sweet Homeが建設されていき、省吾
の作業着姿も見れます。何といってもおかしかったのは、建設作業を終えた人たちが
ステージサイドで演奏中の町支くんと古村さんの周りで踊っていたところです。
Baseball Kids' Rockの時よりもずっとお笑い要素が増えていました。
ここで、フィルムが流れます。省吾の英語は思ったより(?)もずっと上手でした。
ここから、ゆっくりと座ってしばらくはバラードを楽しみます。
"夏の終わり"はフィルムから続いて同じ気持ちのままで聴いていました。
MCに続いて"彼女はブルー""あれから二人"が新しいアルバムから、演奏されました。
「まだ知ってる人はあまりいないかもしれないけど、知ってたら一緒に歌ってください。」
って省吾は言ってましたが、省吾ファンならもうほとんどの人が知っていたでしょう。
「彼女はブルー」は私のお気に入りの歌なのですが、「あれから二人」もすごく
感動したんです。この曲は、絶対に生で聴く方が感動すると思います。
"星の指輪"に続いて映像付で"とらわれの貧しい心で"。
コンサートでこの曲を聴けるなんて...。ROAD OUT "MOVIE"に入っていただけでも
たくさんの人が喜んでいましたよね。
"我が心のマリア"はしみじみと歌いあげられました。
さあ、ここからはエンディングに向けて、一気に突き進んで行きます。
"Mainstreet""Money"はいつものように、力いっぱいに。続く"境界線上のアリア"
"詩人の鐘"はアレンジが変わっていました。
これは、個人的な意見ですが、私はこのアレンジはうーんって感じでした。なんか
うまく乗れないんですよ。何度かコンサートに参加すれば、きっと慣れるんだと
思うんですが。
そして最後を飾るのは多くの人が予想した"J.BOY"です。会場みんながこぶしを
あげて、大きな力を感じました。
アンコールはフィルムから始まります。
これはファンクラブの会報にも載っていましたよね。まるで映画を見ているような
そんな気分になりながら、でもその中に「さよならゲーム」の映画とか、省吾に
関するものが含まれているんですよ。
そして曲は、"さよならゲーム""モダンガール""ラストショー"です。
さよならゲームが少しアルバムと違うように感じたのですが、どうでしょう?
なんか、ほんのちょっとだけスローで、だからいつもとノリが違ってしまって...。
私の勘違いでしょうか?
アンコール2回目は次の二曲です。最近、最後は座らせておいて...っていうパターン が多いように思うんですが、それもいいんだけど、最後の最後は汗を飛ばしながら 終わりたいなぁというのが、個人的な意見です。 "A PLACE IN THE SUN"で、「すわっていいよ」って省吾が歌いながら言うから、みんなすわってしまいました。 "青空のゆくえ"は「愛の・・・」と入るところからがとてもきれいで、とても好きなのですが、 やはりこれも「あれから二人」と同じように、生で聴く方がもっともっといい曲でした。 理屈でなく感じるものがあります。
全体を通して感じたことは、力いっぱい突っ走るっていうよりも、
落ち着いてゆったりと聴ける大人のコンサートっぽい感じがしました。
もちろん、バラードばかりじゃなく、アップテンポのものもあるんですけど。
それと、MCが少し少なかったです。これはちょっと物足りないなぁ。
新しい話題がなかったのがとても残念です。この2年間、ツアーはなくても
とても忙しくしていたその間のこととか、来年発売されるリメイクアルバムのこととか、
何か新しいことを 話してほしかったです。
横浜、東京でのステージでは、また少し変わるかもしれませんね。
1996.11.16