ミニレポート-------------演奏曲目はこちら
コンサート年内最終日ということで、少しは何かに期待して行ったんですが、 まったくいつもどおりのコンサートでした。
しいて言うとしたら、省吾が「あれから二人」の時に歌い直したことぐらいでしょうか。
まず、歌い出しすぐに一瞬、間違いかけて、何とかごまかしたものの、また、すぐに
間違え、あわてて歌詞を言い直したものの、二度も続けば聴いてる方も「あれ?」って思ってしまいます。
そこで、「ストーップ!」と声をかけ、演奏を中断しました。
「一度だけならともかく、二度はね〜」って。そして照れ隠し(と自分でも言ってましたが、)に
吉田拓郎の歌を少し歌い、日本を救えのコンサートの話から、拓郎の50歳の誕生日プレゼントにイメージの歌を
レコーディングしたことなどをしばらく話して、「心の動揺を鎮めて(本人談)」いました。
そして、またコンサートは続いていったわけです。
今回の「我が心のマリア」の梁くんのピアノソロは、今までとはずいぶん違うものでした。 少なくとも、私が今まで聴いてきたものとは違いました。 聞くところによると、この梁くんのピアノソロは彼のアルバムの収録曲をもとにアドリブで毎日演奏している ということでしたが、今までは最後の部分、大きく盛り上がり「我が心のマリア」に戻っていくところなどは共通していました。 でも、今日のは、その盛り上がりの部分もなく、全体的に静かな感じの演奏でした。
さて、このサンドーム福井のことを省吾が話していました。その話から続いてこんな話になりました。
「初めてここでやったのは、SMAPらしいけど、その次はTRFで...ん〜っ!?...
TRF...ん〜っ!。いやいや、歌にしても音楽性にしても、...ダンスにしても、僕は彼らよりも...
年が一番上だよね。小室...等じゃなかった、小室哲哉がでてきても、僕の方が上だし。小室等だったら、負けちゃうけど。」って
笑いながら話していました。
前に大阪でも言ってたけど、ユーロビートが好きじゃないって。時々、このテの話出てきますよね。
今年最後のコンサートということで、省吾から、スタッフのみんなとメンバーのみんなに、そして、会場に来ている ファンのみんなにも感謝の言葉がありました。
最近、省吾の体力について話される人が多いですよね。もう年を感じた...とか。
確かに、ステージの端から端まで走りまわる省吾が、私が初めて省吾に出会った15年前と同じだとは思いません。
でも、途中でしんどそうにしているから、どうだというのでしょうか?省吾の音楽が変わったりするのでしょうか。
以前のステージの印象が強くて同じものを求めてしまうのは、仕方ないと思うのですが、(私も、元気いっぱいの
ガンガンやるステージが好きですし)、だからといって、今の省吾がダメだとは思いません。
その時その時の、省吾らしいステージを省吾も私たちも楽しめればそれでいいんだと思います。
あるところで、福井のコンサートに行った人の感想にあまりにひどいことが書いてあったので、ちょっと書いてしまいました。
あともう一つ、ちょっと愚痴らせてください。
今回のコンサートで、隣にいた男の人は、省吾のマネをすることに燃えている人で、
黄色のヘルメットや、省吾と同じようなグレーのジャンバーを持ってきていたのはいいとして、
ハーモニカまで持ってきてたんです。
そして、コンサートが始まると、歌は大声で歌うわ、ふりつけは省吾にあわせてなりきるわ、
挙げ句の果てには、省吾がハーモニカを吹いたら一緒に吹くんですよ。それも下手なのに...。
楽器を会場に持ち込んで、演奏中に音を出すなんて、完全にマナー違反だと思います。
大声だけなら、我慢もできますが...。
実は、省吾が両手を上に上げて手をたたくところでは、会場の人は、普通隣の人に気を使いながらやるじゃないですか。
でも、それも省吾と同じように大きく手をひらくので、あまりに腹が立った私は、わざと私の手をぶつけてやりました。
コンサート終了後、「お騒がせしてすみません、こんな奴なんです。」って謝ってたけど、最低限のマナーを守れない人は、
コンサートに来る資格はないと思いますね。(ちょっと厳しいですが)
今回のはレポートというよりも、愚痴ばっかりになってしまいました。ごめんなさい。
次回は、私にとっての最終日、1月14日の広島グリーンアリーナになります。
この日は、わざとステージサイド席にしてみました。ここは、案外いい席なんですよね。:)
1996.12.28