TOUR REPORT
省吾の肉離れで5月5日から延期になったため、みごとホールツアー最終日となってしまった今日、
友人が誘ってくれて一緒に来ることができました。
結局、沖縄以外は、みんな友達の好意で楽しませてもらいました。
みなさん、ありがとうございました。
もともと祝日のコンサートだったので6時開演だったのですが、それが6時半に変更になっているとは、
前日の夜まで知りませんでした。どっちにしても午後から休暇を取っていくので大差はないんですが・・・
4時半ごろに会場に到着したら、道路沿いに人が・・・。まだ入り待ちしてる??
でも私たちは、96年だったかの静岡での入り待ちの経験から、それはパスしました。
今回のツアーのステージセットなど共通部分は、昨年秋・冬の最初のレポート三郷のところを 読んでくださいね。
(このレポートは、コンサート中に暗闇の中紙面を見ずにペンを走らせてメモしたものを
元にして書いていますので、文末なんかはアレンジされていることも*たくさん*あります。^^;)
オープニング-----ALL YOU NEED IS LOVE-----
1 モノクロームの虹
今日の省吾の服装は、白のシャツに黒のパンツでした。
細い線で格子柄になっているシャツかもしれませんが、2階席の後ろの方だったんでそこまではわからず・・・。
2 Hello, Rock & Roll City
3 今夜こそ
4 さよならゲーム
5 君がいるところがMy Sweet Home
4月の黒磯で肉離れをして・・・肉離れって痛いよねー、やったことある人いる?
5月4日、5日に名古屋でやってたら、立ったままか松葉杖か車椅子だっただろうし、
迷ったんだけどごめんね。でも、その結果最終日になりました。
今回のツアーは98年4月に川口からスタートして、今日で161回目で104の街を回りました。
ボクはテレビという強力なメディアに出ないので、メジャーな番組だったら1回で数100万人が
聴いてくれるけど、ボクの場合有名になりたいわけじゃないし、
(会場から「全然大丈夫~」の声。有名人になってないって意味?それとも逆?
取りようによっては、失礼な言葉かも・・・)
テレビに出ることで背負うものが大きいから、数100万人より30万人弱に聴いてもらう方が
ボクには意義があると思ってます。
音楽はお金にならないんだけど、今はどこもホールが一杯になり
どこでもすばらしいオーディエンスが集まってくれ、ある意味夢がかなったなと思ってます。
6 生まれたところを遠くはなれて
なぜこのツアーを始めようと思ったかは、96年に青空の扉というアルバムを作って、
自分が作れるはずのなかったはずのアルバムが作れて、書けるはずのなかった歌が書けて
そのあとアリーナツアーに出たんだけど、ツアーの後放心状態になって、97年に旅行に行ったの。
ギターを持って、リズムボックス持って、曲なんかを気楽に作れたらいいかなって。
ギター持ってビーチに座ってたら、なんだかリタイアした気分になったの。
リタイアしたらこんな感じなんだってそれを味わった。
リタイアしたら、好きなことをやれて楽しんだろうなって思ってたら、実際楽しくなかったんだよね。
で、自分の歌じゃない歌なんかも・・・
In The Still Of The Night(途中まで)
こんなふうに歌ってたわけ。(続きを歌う)
そしたらね、結構楽しんだよね。こんなふうにもっと気楽に歌えたら楽しいかなって思って
いろんな街やちいさな街を回ることに決めました。
それを決めて帰国する前に、吉田栄作くんとレンタカー借りて、ボクが運転してドライブしたの。
ロサンジェルスでフリーウェイを走ってたら・・・イメージどおりでしょ?
で、虹がかかってて、「浜田さん、俺たちあの虹のゲートをくぐりますよ」イメージどおりでしょ?(笑)
「あの大きい方の虹が浜田さんで、小さい方のがボクですかね?」
「いや、吉田くん、君はまだ若いんだから、君が大きい方で・・・」
「いえ、浜田さんが大きい方・・・」「いや、吉田くんが・・・」
ね、パブリックイメージどおりでしょ?
虹の色がついてたのが、うっすらなくなってきて、虹はイマジネーションで、
自分で色をつけないといけないんだって。。。で、モノクロームレインボーツアーと名づけました。
いやこれは、後から考えました。(笑)
(会場から「ベスト出すの?」の声に)
2001年音楽の旅ということで、いろんなとこでステージをやって、今までやったことのないことにも
いろいろ挑戦してきたんだけど、俺もちょうど25周年になるのよ・・・。
ここまでやってこれたのも、スタッフや・・・会場に来てくれるみんなや、
いろんな町のお医者さんのおかげで、今日も佐藤先生にお世話になリました。
でも、一番の理由は本人の努力と才能です。(笑)
ベストは、自分には合わないと思ってるんだけど、みんなみたいに全部のアルバムを持ってるって人には
不要なものです。浜田省吾って暗くてシリアスな奴だと思っている人とか
友達が浜田省吾を聴きたいって言ったときに、はいこれベスト・・・じゃないんだけど、って、
みんなは自分のレコードをつなぎあわせればいいと思うよ。そんなもんです。忘れていいよ。(笑)
でも、次の曲はベスト・・ヒストリーみないなもの、各年代から曲を選んでって思ってるんだけど、
ヒストリーの年代順の一曲目に入れるつもりです。
町支寛二くんです。自信を持って、ピチピチのパンツとタンクトップで、
さっきの腕の刺青は、マジックで書いたものです。
親にもらった大切な体にいい年してそんなことをするんじゃないの!
(町支君のダイエットが成功して、ピチピチパンツとタンクトップが着れたってことなんでしょう。。)
7 二人の夏
歌ってると懐かしいね21。(21歳の頃ってことですね)
8 恋の西武新宿線
♪西早稲田通~ のところで止まって、
西早稲田通って本当はないんです。
「浜田、西早稲田通ってどこ?」って聞かれて、
「早稲田通の西側」って言ってました。
(最後まで歌う)
1975年はシュガーベイブや、センチメンタルシティロマンス、そして俺たちがデビューした。
でも、ロックなんかが受け入れられる時代じゃなくて、センチメンタルシティロマンスはまだ現役ですけど
どんどん解散して・・・。
1976年の夏は、これ一色になるだろうって言われたの。なぜかって言うと、
浅田美代子さんの赤いふうせんって知ってる?「あの子はどこの子~こんな夕暮れ~」ってやつ。
それが社内モニタで60%の人が売れるって言って100万枚売れたわけ。
で、二人の夏はそれが90%だったのね。だから200万枚は売れるだろうと。
実際は5000枚ぐらいだったけど。
ベスト盤の一曲目、これを愛しているので入れますから。
ストリングスを紹介します。(名前の字がよくわかりません。。。)
バイオリン、矢野晴子さん。情熱的に演奏してますが、なんでもやってみよう型です。
誘われたパチンコで大損したり、ゴルフであちこちに穴ぼこいっぱい作ったり。
バイオリン、岩戸由紀子さん。岩戸さんも凝る方です。
ビオラ、大沼さちえさん。さちえさんは、ひとまわり以上下だけど、おかあさんというか、
お姉さんというか・・・。岡沢くんはいつも叱られてます。
ベース、船田ゆうこさん。ゆうこちゃんは、(私もゆうこだ!わーい!!省吾にゆうこちゃんって言われた~!)
いろんな街に行くときに、朝にリサーチしてリハーサルに入ってきます。
次に聴いてもらう曲は、1981年の愛の世代の前にから、そしてもう一曲は78年のイルミネーションからです。
9 愛という名のもとに
10 片想い
今日は最終日だし、メンバーの話しようかな。
古村くん、彼は、82年初めてON THE ROADと名づけた最初のツアーの12月から参加
してくれています。70年代に竹内マリヤのセッションを一緒にやっていた人の紹介でした。
83年の夏、海の中道の時に、30になったばかりで2人でトレーニングしようってことになって、
最初はスクワット20回とかから始めたんだけど、ずーっと古村はやってて、
午前中に会館に入って、会館の周りを走ったりしてる。
格闘技が好きで、僕もボクシングが好きなんだけど、彼の情報量には負けます。
小島くん、彼は星さんの紹介で初めて一緒にやりました。アベマリアと永遠の恋人から、
それ以後ずっと一緒にやってます。
(小島さんから「佐藤先生ありがとう」)
二人で今日、佐藤先生のお世話になりました。
ベース岡沢くん。イルミネーションの頃、まだ20歳だったんだけど、生意気だったよね。
みんなおはようございますとか挨拶してて。
水谷さん、岡沢くん、佐藤淳とか、初めてスタジオミュージシャンというものと一緒にやったんだけど、
それからPromised landまでやってもらった。えらそうにしてるけど、5つも年下なんだよね。
しょっちゅう携帯なくしてる岡沢くんでした。
福田くん、彼はClub Surf Boundをやったときに、水谷さんとセッションやってるんですが、
ステージ的には初めてです。
(福田さんから、「ちょっとしゃべりましょう」)
(ここから福田さん・・・)
ツアーが始まって2年半がたちますが、自分でがんばったなと思うのがホームページです。
浜田さん、見てます?僕のコーナーが勝手にできてますよ。
その中で、1通も応募が来なかったのがモヒカンリレーのテーマ。詩は書いて載せてますから、
ぜひ曲をつけて応募してください。
(―――福田さんここまで―――)
大久保くん、このドラムソロをやったのは、他ではないんではないかな?
ツアーでは、チャゲアスとか、・・・いっぱいやってます。
僕よりひとまわり下の辰年です。彼は照れるらしいんだけど、僕が嬉しいのが、
渋谷公会堂でコンサートやったときに、高校生の時に来て、「路地裏やってくれ!」と言って
コンサートを中断させました。
梁くんと一緒にやってて、フューズのメンバーとも仲がよくて、江澤の妹の結婚式ではZ
ドラムを叩いてました。
(ここで省吾のギターを持ってスタッフが近づく)
ローディーの佐藤くんです。能代出身で、僕担当なんだけど、そうそう報告しておきますが・・・
昨日、スタッフやメンバーと打ちあげをしたんだけど、賞を出したの。僕はMDウォークマンが当たったんだけど、
僕も何か賞を出そうということで、「はま賞」というのを出した。
で、浜に関するものにしようと思って、浜・・・ビーチ・・・ということで、
ハワイ4泊6日、ペア旅行券が当たりました!
ペアですが、彼女がいません。お母さんと行ってください。
(小島さんのハワイアンが流れる・・・)
いいね、ハワイアン・・・もうちょっとやって。ハワイアン好きなんだ。
こんなミュージシャン、こんな仲間と来年のアリーナツアー元気で楽しくやって行きたいです。
自分が気に入っているアルバムで、特に気に入ってる曲です。
11 Because I Love You
ここから、真っ赤のシャツに着替えていました。
12 愛の世代の前に
13 BIG BOY BLUES
14 八月の歌
15 ...to be ”kissin’ you”
16 Money
17 J.BOY
18 日はまた昇る
なかなか出てこないと思ったら、町支君と2人で出てきました。
ギターリレーのギターにまずはお礼を言って、ねぎらいの言葉をかけてました・・・。
19 あの頃の僕
20 路地裏の少年
私は町支君と2人でステージに立っている省吾、結構好きなんです。
ファンクラブイベントで98年の11月に国際フォーラムで町支君と2人のコーナーがあったときに、
なんだかとっても嬉しくて・・・。この感覚はちょっと特別。(^^)
...to be "KIssi'n you"のTシャツの上に、二人の夏の絵柄のアロハシャツを着て登場。
3 悲しみの岸辺
4 土曜の夜と日曜の朝
この曲の中で一人ずつ(ストリングスは除く)演奏の場所を作ったり、
さっきの一人ずつの紹介とか、最終日ということでメンバー一人一人を
いつもより大切にしてる感じがしました。
(おかげで年齢チェックがなくて、助かった・・・(^^;)
5 ON THE ROAD
6 Midnight Blue Train
これから、ベスト盤、そして新しいアルバムの製作ということで、
次に省吾に会えるのはずいぶん先になってしまいますが、
安っぽい言葉だけど・・と言いながら省吾が言ってくれた「がんばって」という言葉を支えに
それまで元気でがんばろうと思います。(^^)