ON THE ROAD 2001
"THE MONOCHROME RAINBOW"

TOUR REPORT

埼玉・三郷市文化会館('99.10.15>


ON THE ROAD 2001、2年目&4クール目の初日。
友人の友人が行けなくなったということで、チケットをもらいました。
徹夜で並んで手にしたチケットを、こんなに簡単にいただいてしまって申し訳ない感じです。

特にこの秋のツアーから、少しムービーなども変わるという話を聞いていたので、
この初日からそれを見ることができて、ほんとうに喜んでいます。

会場に着くと、開場時間をすぎているはずなのに、まだ表で入場者の列が。。。
小雨の降る中、みんな期待した面持ちで、文句も言わずに並んでいました。

ホールに入ると席は、2階の最後列だったのですが、大きなホールではないため
ステージが結構近く感じました。
ステージ上のセットは確かに変わっていて、以前よりもシンプルな感じになっていました。
ステージ中央に、照明の柱が上の方は口を広げた円柱の形で立っており、その両側は、
ステージの端から端まで弧を描くように真中あたりの高さで曲線の壁が立っています。
その上部(たぶんステージの奥が見えていた?)は真っ黒で、その黒い部分と壁の部分に開演まで、
青とエメラルドグリーンのライトが少し点けられていました。
楽器の並びを見ると、それは以前と変わっていないようでした。



始まりには、ムービーはありませんでした。
どこかで聴いたことのある曲、これはビートルズの曲だ!と思いながらも、曲名がわからない私。
聞くところによると、ALL YOU NEED IS LOVE らしいのですが、この曲とともに、メンバーが、
そして省吾が登場しました。

オープニング-----ALL YOU NEED IS LOVE-----

1 詩人の鐘

1曲目から、大きく変わっているんだろうか・・・という思いを吹き消すように、
聞き覚えのあるイントロで詩人の鐘が始まりました。やっぱり、2001のツアーが続いているという感じです。
省吾の服装は、青のチェックのシャツにブルージーンズでした。

2 Hello Rock&Roll City
3 終わりなき疾走

イントロを聞いたとたん、え〜っ!!って感じででした。とても懐かしいし、またコンサートで聴けるなんて
思ってなかったので・・・。
会場に来ていたみんなが、この曲をステージでやっていた頃を知っているわけではないと思うのに、
この曲の終わりのあたりでに、省吾が「ヘイ!・・・ヘイ!・・・ヘイ!」と言うと、客席も、
「(省吾・・ヘイ!)ヘイ! (ヘイ!)ヘイ!(ヘイ!)ヘイ!ヘイ!ヘイ!」って最後に3度ヘイ!って
言うところが、みんなON THE ROAD のアルバム聞き込んでるなあ。。。って思いました。

4 モダンガール
5 Daddy's Town
6 MAINSTREET

ここで座るという構成は、今までどおりです。

久しぶりです。ほんと久しぶりで、三郷は前はいつだったかなってスタッフと話してたんだけど・・
(会場から90年!の声)え?90年?そんなになるんだ・・?
そのときに来てくれた人ってどれくらいいる?
あのときは、ファンクラブだけの特別のライブだったんだよね。

今日、三郷市内から来てくれた人どれくらいいる?(結構少ない拍手)
これだけなの?じゃ、他の人はみんな別のところから来たんだね。(笑)
じゃ、埼玉県内の人は?東京都?東京都23区内?千葉県?・・・
全部聞かなきゃいけなくなっちゃうよ・・・。
でも、このコンサートのチケット取るの大変だったんだよね。ずっと並んだりして・・

夏の野外コンサートが終わって・・・あ、野外コンサートに来てくれ・・なかった人!?
あ、これなかった人?(と言いなおす)  またやいつかやりますから、ぜひ来てください。
で、その野外コンサートが終わってからね、腰痛に襲われて、闘病生活を送っていました。
俺のバケーションを返せ!!って感じで・・(笑)
で、その間は、撮影に行ったり、スタジオでリハーサルをしたりして、毎日夜遅くに家に帰る・・
(なんか、もっとおもしろい言い方してたんですが・・・)
あっと言う間に、夏が過ぎて行きました。

7 SILENCE

音のことのわからない私なんですが、すごくクリアに聴こえてくるように思いました。
席が、真中に近かったからなのでしょうか?三郷に行かれた方、どうでした?

さあ、今日もやってみようか?(とここで、一息おいて水を飲む)
年齢当てクイズ。(笑)
いわゆる今日は「プレミアムステージ」とも言うべき、初日だからね。
20代の人?(思ったほど多くない・・・)30代の人は?(これは多い)
40代・・・50代・・・。非常に少ないと思うけど、10代の人は?(少しいる)
君たちの音楽センスはたいしたものだよ。21世紀の音楽も安心できるね。

コンサートツアーは30人ぐらいでずっと回ってるんだけど、昔は自分が一番若くて、なめられないように
してたんだけど、今は・・・誰が最年長でしょう!?(会場から省吾〜!の声)
残念でした、俺は、12月生まれだからね、もう一人いるんだよね。
(町支くんが、照明の落ちたステージに笑いながら出てくる) ギター、最年長、町支寛ニ!

次に聴いてもらう曲は、君たちがまだ小さかった頃の1981年の愛の世代の前にの中からです。

8 愛という名のもとに

ここでは、バックに星のように小さなライトが点いて、雰囲気がよかったです。
(曲が終わるなりの、省吾、60代も聞いて!!の声に)え?じゃ、60代の人?(シーン・・・)
ほら、いないじゃない。

えっと、この中で結婚してる人って、どれくらいいる?
今日2人でいっしょに来た人は? いいねぇ〜。
じゃ、今日は一人で来たって人は? いいねぇ〜。(笑)
結婚生活はうまくいくにこしたことないよね。まあ、結婚しないでやっていく人もいるだろうし、
結婚して失敗する人もいるだろうし、結婚して失敗してまた再婚する人もいるだろうし・・・って
何が言いたいんだ、俺は・・・・
でも、結婚に失敗するっていうのは、人生にも失敗することで、結婚に成功するってことは、人生に成功するって
ことだよね。(ここで会場がざわざわする・・・)
いいじゃない!好きなように言わせてよ。そこはちょっと意見が違うなって思っても、
今日は、プレミアショーなんだから、黙って、俺の好きなように言わせてよ。(笑)
(私と友達も、え〜!!そこまで言うかぁ〜ってその意見に反対してた方でした。^^)

9 悲しみの岸辺

10 Because I Love You


〜movie〜

新しいムービーは、省吾がヒッチハイクをするシーンから始まりました。
日経エンタテイメント11月号によると、場所はカリフォルニア州南部のメキシコ国境近くの農場だそうです。
リュックと毛布を抱えた省吾が、アントニオという農夫の車に乗せてもらうシーンから、続いて、
アントニオの農場のシーンに変わります。広大な農場に緑の葉が一面に茂り、その中に作業をする
数人の人と、トラックの上で収穫物を箱詰めする人たち。
農作業する人にカメラが寄ると、会場から笑いが・・・そうです、その中に省吾がいて・・・。
決して笑うシーンではないのですが、サングラスをした人間が農作業をするというそのミスマッチに
笑いが起こったのではないかと思います。
でも、あの収穫作業の腰をかがめたシーンは、腰痛の省吾には厳しかったんじゃないでしょうか?

今日の作業を終え、夕食に誘われた省吾はアントニオの家の庭での夕食の席に着きます。
スペイン語での父親のお祈りに、家族全員が手を組み祈ります。省吾も黙祷状態・・・。
食事を終え、アントニオのトラックのところに立つ省吾のところへ、アントニオの娘の一人、マリアがやってきて、
今回のムービーのハイライトとも言えるシーンとなります。
あちこちを旅して、いろんな人に会った?自分も将来、家を出ていろんな人に出会いたい。
神様のお手伝いさんになりたい。ということをマリアが話していました。このときの、BGMは我が心のマリアでした。
そして、省吾は、またどこかへ歩いて旅立って行きました。

今回のムービー「祈り」は、前回の「Midnight Cab」のようなセリフが多くて、暗い画面とは正反対の、
静かで明るい、広大な自然包まれたものです。
ただ、祈りというテーマで省吾の言いたかったことは・・・と考えながら見るべきなのでしょうね。


後半、省吾の服は前半と同じでした。
また、懐かしい曲から始まります。私自身がコンサートに行き始めた頃にいつもうやっていた曲を
今聞くと、あの頃のことを思い出します。
でも、こんなぐらいのテンポだったんでしょうか?もっと早かったような気がしてました。

11 マイホームタウン

間奏のピアノの部分を小島さんが弾くと、拍手が起こってました。

12 BIG BOY BLUES
13 八月の歌

八月の歌の後のドラムソロからは、前回のパターンになります。

14 Money
15 J.BOY
16 家路

家路は、野外のときのように「そして孤独なエゴは〜」と歌われていたのか、「孤独な人は〜」と歌われて
いたのかどっちでしょうか?「孤独な」というのだけはわかったのですが。。。


アンコール

省吾が いつものサイン入りのギターを持って一人で登場かと思えば、今回はピアノの小島さんと一緒でした。
今回のツアーのTシャツのアッシュグレイの方を着ていました。

1 Baseball Kid's Rock



2 モノクロームの虹
3 今夜こそ
4 ON THE ROAD


5 日はまた昇る


エンディング-----青空-----

('99.10.15)
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