■ コンサートレポート −国立代々木競技場第一体育館





 今日は'96のツアー以来の代々木競技場第一体育館です。座席は、北スタンド2階の2列目で、
かなり高い位置でした。ステージからの場所は、アリーナで10列目ぐらいのところですが、
名古屋の時と違って、ここではスクリーンがかなり見にくかったです。

始まる前に気になったのが、ステージ後方にある自動販売機の灯り。ステージサイドの人は
きっとみんな目に入ったと思うのですが、暗闇にはっきりと光っていたんです。
主人が、係員の人に言って来いって言うぐらい気になりました。
でも、始まってすぐに、黒い幕をそこまで引いてくれて、見えなくなってました。
気づいてくれてよかったです。(誰かが言ったのかな?)
 

 オープニング、省吾はいつものように、黒のTシャツと黒のパンツで登場です。


1 青空
2 裸の王達

 今日も新聞を読んだ後、The show must go on. The SHOGO must go on.

3 Hello, Rock & Roll City
4 さよならゲーム

 今回のアリーナツアーは、2日続きで同じ会場であっても、1日しか参加してなかったので
いつもタイミングが合ってなくて聴けなかった「さよならゲーム」を、やっと今日聴く事
ができました。そして、水谷さんの紹介をして、次の曲に進みます。

 
5 GIVE ME ONE MORE CHANCE
6 LOVE HAS NO PRIDE

 「今日来てくれている女性の人はどれだけいる?」
という問いかけで、「その女性に贈ります。男たちは・・・一緒に歌ってください。」と次の曲へ。

7 モダンガール

 「では男性の人はどれだけいる?」という問いは今日はなくて、すぐに、
「男には大事なものが2つある、1つは女性。女性には苦労するがなくてはならない存在。
だから、女性は大事にしないといけない。そして、もうひとつは。。。」
  
8 MONEY/BEATLES
9 MONEY
10 DANCE
11 境界線上のアリア

 ここでいつものように休憩です。

(休憩)The Document of "ON THE ROAD 2001"

 休憩後は、省吾は黒のノースリーブTシャツ(タンクトップ?)の上に、赤いシャツになりました。


12 Midnight Flight
13 愛という名のもとに

 「クリスマスの歌を歌ったのは、東京でクリスマスシーズンをやることはほとんどなくて、
またクリスマスシーズンが来ると、「雨は夜更け過ぎに〜♪」ってクリスマスイブが流れる
わけでしょ、山下達郎君の。それに今年は桑田佳佑くんの白い恋人たちもあるし。
で、ここで反乱を起こして、このあたりだけでも、クリスマスには会社の食堂や、
社内放送でMidnight Flightをかけるとか、有線にリクエストするとかしてください。
ということで、歌ってみました。」

14 陽のあたる場所

 町支くんのコーラスがとてもすばらしいなぁと、いつも思ってしまいます。
特に、曲の終わりのところで「愛だけ〜、愛だけ〜」と目いっぱい歌っているところは
いつも、町支くんに目が行ってしまいます。

 「ここは渋谷だよね。2日前に渋谷に来ました。嫌いな買い物に。
買い物って本当に嫌いなんだけど、どうしても買いたい物があってね、
ひとつはメガネ、最近小さい字が見えなくなってね、で、メガネ屋さんに行って、
フレームはすぐに気に入ったのがあって決まったんだけど、レンズを入れてもらうのに
1時間半ぐらい時間がかかるからっていうことで、もうひとつほしいものがあって、
それを見に行ったの。それは、ヘッドホンなんだけど、ノイズをカットするってやつ
ジムとかで走りながら使えるようにね。

 車で渋谷まで来て、ガード下の公共駐車場に入れて、・・・・懐かしいなぁ、公共駐車場。
昔あそこで喧嘩したんだよね。で、Father's Sonのツアーの2日前に薬指の骨折ったんだ。
で、ビッグカメラに行ってみると、つぶれてました。それから、マルイも行ったし、
ラフォーレも西武も行ったし、スペイン坂も歩きました。この前、ここに入ってたんだよなぁって。
ジャンジャンも今はルノアールになってるんだけど、76年の頃はライブやってた懐かしいところ
なんだけどね、あそこの地下のスタジオで、生まれたところを遠く離れてのレコーディングの時の
ボーカルミックスなんかもやりました。

 そんなふうにあちこち行ったんだけど、どこにも電気屋さんってないんだよね。
結局サクラヤで、自分が欲しかったのとはちょっと違ったんだけどヘッドホンを買いました。
そのとき、俺、サングラスかけてないし、よれよれの格好してたんだけど、
『浜田省吾さんですか?』って声かけられてね、あ、そうですけど・・・といいながら
ささっと逃げました。ほんと、よくわかったねぇ。声でわかったのかなぁ。

それから、タワーレコードに行ったんだけど、○○(名前は忘れました)という人のを買いたくて、
でも、広いのね、いっぱいあって見つからないの。浜田省吾コーナーにも行ってみたんだけど、
浜崎あゆみの下に、ちょっとだけありました。でも、ラブトレインとか、イルミネーション
とか、古いものばかりで、SAVE OUR SHIPなんか2枚しかなかったんだよ。
(会場から売れてる証拠!!の声)
売れてる証拠??売れてたら、1階に平積みされてるんだよ。
結局、ほしかったレコードは見つからず、ヘッドホンとレコードのたった2つのものを
探すために、ウロウロウロウロ、渋谷を2時間も歩き回ってたんだよ。

さて、古い歌ばかりを聴いてもらったので、次はそのSAVE OUR SHIPから、
SAVE OUR SHIPは、今年一番売れたアルバムではありません。でも、いろんな
アルバムを聴いてみたけど、ALBUM OF THE YEARだと思っています。
2001年ALBUM OF THE YEAR、SAVE OUR SHIPから、一番気に入っている曲を聴いてください。」

15 彼女
16 A NEW STYLE WAR
17 愛の世代の前に
18 午前4時の物語
19 あい色の手紙
20 Theme of Midnight Cab
21 モノクロームの虹
22 J.BOY

 「1998年、このツアーをはじめたときより、社会は悪くなって、戦争まで起きてしまって、
今、自分たちに大切なことは生き残ることだと思う。人を傷つけたり、殺したりして
がむしゃらに生き残るんじゃなくて、優しさや思いやりやユーモアや自分らしさをを忘れないで
生き抜いて欲しい。今夜はどうもありがとう。」

23 日はまた昇る

 最後のナナナ…と歌うところが、楽器の演奏の方がかなり大きな音で、声がほとんど
聴こえていませんでした。席が高い位置で、スピーカーと同じ高さぐらいで、上手のスピーカーの
すぐ近くだったので、今日はずっと、響きとかがなくて音がそのまま聴こえる感じでした。
サックスの音もそうだったし、歌う声も、変に響いたりしないで、そのまま伝わって
くる感じで。。。あ、それと、スタンド席は、省吾の声の反響したものがよく聞こえてくるので、
逆方向からのこだまが結構気になりますね。

-アンコール-

 今日は、結構後ろの方から登場です。
  1 路地裏の少年

 センターステージ脇にいる人に、「さっきから、君、こんな近くにいるのに、
どうしてオペラグラスで見てるの?そんなに近くに見たい?」と言いながら、
センターステージから降りて、近づいて行ってました。さすがにすぐに戻りましたが。

 「1974年にデビューして、バンドでやってきて1976年にソロでビューして、
でも、76、77、78、79年と、70年代はとても大変だった。
この曲ぐらいから、やってるなぁという気がした。」

2 終りなき疾走

 「86年、初めてJ.BOYというアルバムがチャートで1位になった。今では信じられない
ことだけど、5週間ぐらい1位を続けたのね。
86年、J.BOY を作ったら、その後に、JウェーブやJRやJリーグができた。
日本少年というのも違うし、ジャパニーズボーイというのもボーイではないし、
(○○や、○○のように、と言ったのですが、覚えられませんでした)
J.BOYという名前にしたんだけど。
その中のこの曲を歌うと、浜田省吾はアメリカ好きだとか言われるようになった。
でも、おれは日本が好きだ。確かに戦後、アメリカからいろんな文化や
政治、経済などが入ってきて、影響を受けたことは事実だけど。」
というような話をした後に、次の曲へ。
3 AMERICA

 歌い終わった後も、「日本のことを歌った曲でした」という一言がついていました。
 「さて、みんなは忘れているかもしれないけど、年代調査です!」
と、恒例の調査が始まりました。10歳以下の人!で、さっきから踊ってくれてるねって、
かわいい女の子が映っていました。私の前の列にも同じ年代の女の子がいて、
前半は座っていたけど、後半は立ち上がって手拍子したり、
こぶしをみんなと一緒にあげていました。でも、10歳以下の人っていうので、
一緒に来ていたパパと、隣に座っていたおばちゃんが手を上げてって言うと、
嫌がっていました。恥ずかしかったのでしょう。
20代、30代ときて、「浜田省吾、来月49になります。でも、年齢はただの数字です。
僕と同じ40代・・・と言っても、あと1年しかないけど、40代の人!」、そして、50代は
「え?50代?見えないですね〜」とカメラで追うのですが、見失ってしまい、「あれ?」
と探し回りますが、結局もっと若い女の人を映して、「違いますよね〜」ということで
終わってしまいました。

ここで、ウェーブもいつものようにやって、次の曲が始まります。

4 あばずれセブンティーン

省吾はビデオカメラを手にして会場やメンバーを撮りながら歌っていました。

「今何時?」と聞いたとき、この時点で9時40分でした。「ほんとに9時40分?」と
スタッフの時計も見せてもらい、「大変だ〜、もう帰らなきゃ。さ、帰ろ。」と。
そして続けて、会場に「帰らなくていいの?奥さんや子供を置いて来た男たち?
早く帰んなきゃ。家で待ってるよ。『おとうさん、コンサート行くって行ったのに、
何してるのかしらねぇ。普通コンサートって、6時半に始まったら8時半まででしょ。
遅いわねぇって。』」そして、ダンナ子供を置いてきて奥さん、夫婦で来てる人、
誰も待ってない独り者、この前まで2人だったけど今は自由な独り者とかを聞いて、
星の指輪をワンコーラス。

 「いよいよ、最後の曲になりました。みんな一緒に歌ってくれる?でも、歌えないと思うんだ。
みんなシングルを出しても、どうせアルバムにも入るだろうって思って買わないでしょ?
この曲は、23歳の時に作って、廃盤になりました。それから君の名を呼ぶのB面にまた
入れました。B面は、今はかけたって聴こえません。CDだから。
知らない人は、今、この場で覚えて歌ってください。」
といつも言うけど、会場のみんな、いつも歌ってるでしょ、省吾!
やはり、前奏のところで「演奏旅行だよ。」と言ってました。
「だよ」っていう言い方がなんかかわいい…(^^)

5 演奏旅行

 「最後と言いましたが、メインステージでもう少しだけやります。
ここをずーっと通っていきますので、どうかスムーズに移動できるように協力してください。」
私の前の小さな女の子は、演奏旅行の時にもう最後の曲って言ってたから、演奏旅行が終わったら、
コートをさっと持って、帰り支度に入ってました。小さい子供は、やっぱり長い時間もたないですよね。

6 君の名を呼ぶ 




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