ON THE ROAD 2001
"THE MONOCHROME RAINBOW"

TOUR REPORT

静岡県・静岡市民文化会館('98.6.18)


京都からだと、静岡って結構近いんですよ。新幹線に乗っちゃうと。
で、今回は、午前中仕事をしてさっさと新幹線に乗り、"入り待ち"ってヤツをやってみました。

この日は静岡2日目ってこともあり、たぶん少し遅めに会場入りするだろうとよんだ私たちは、3時前から、 駐車場の入口で待っていました。
でも、待てども待てども省吾は来ない・・・。そのうち、まわりの人が少しずつ減りはじめて、 私たちも、4時半をまわった頃に「いくらなんでも、もう入ってるよ。夕食を食べに行こう。」と その場をあとにしたのでした。

そして、会館の喫茶店に向かった私たちは、ガラス扉の前に群がる人たちを見つけたのでした。
そこからは、楽屋口が見えるのです。
そうして、また私たちは、夕食を食べずにそこで待ち始めました。

5時前ぐらいになると、人が増え始めたので、係員の指示により、しゃがんで待つことになりました。 ところが、「もうすぐです」って係の人が言うのに、いつまでたっても省吾は来ない・・・足はしびれる・・・で とてもつらい時間でした。
(でも、係員の中に、ものすごくえらそうな言葉使いをする人も結構いるのがちょっと頭に来ました。 客というよりも、面倒な集団でも見るかのような態度で、自分を一体何様と思ってるんだろうって感じでした。)

しかし、気が付けば、ほとんど一番前の列に入っていた私たちって、いったい・・・。

「体調がみんな悪いんで・・」って係の人が言うし、省吾はいつまでも来ないし、もう開演1時間前を切ってるのに。。。 もしかして、今日は流れちゃうのかなぁ・・・とか、いろんなことを考えながら、しびれる足と戦って約1時間後、 5時50分を過ぎた頃に、省吾は現れました。
でも、ガラスごしで、係のお兄ちゃんが邪魔であんまり見えなかった。。。

省吾は、青っぽい(紫かもしれない)ジャンパー(と思う)を着て、こっちに向かって手を振ってました。顔と手を見るのが精一杯で、 服装とかの記憶がすごくいい加減。。。。
その間約5秒ぐらい。このために、足がガクガクで、まるでコンサートのあとのような疲れを残してしまった、「入り待ち初体験」でした。
(しかし、会場内で前方の席だったときの方が、もっと省吾に近かった。。。)


さて、会場内に入ると、そこそこの大きさ2000人ぐらい入るのかなって感じの会場。
私は、知り合いの人の余りチケットをいただいたので、後ろから5列目ぐらいのところだったけれど、この会場は 傾斜が結構あって、前の人がまったく気にならず、ちょうど人と人の間からはっきりと見えて、視覚的にはストレスのたまらないところでした。

今日は、ビデオ撮りがあるということで、カメラが何台か会場内に設置されていました。


いつもの赤のシャツに黒のパンツ省吾が登場。

1 モノクロームの虹
2 Hello Rock&Roll City

魔法のような夜の始まりです。

3 二人の絆
4 街角の天使
5 バックシート・ラブ
6 Baseball Kid's Rock


静岡はとても久しぶりに来た町だという話。
この場だったかどうか記憶が曖昧ですが、結婚してーという会場の男性の声に、やっぱり女性がいいねと言ってました。 楽だし。か、面倒じゃないし。か何か言葉が続いていたような・・・。

7 君の微笑

曲間で、「結婚してる人ってどれくらいいる?」って聞き、「うまくいってる?」「そうかぁ。。それが一番だよね。それが。」 と挟み、2コーラス目を歌っていました。

この君の微笑は1976年ぐらい、まだはたちや21ぐらいの時に作った歌で、次に歌うロマンスブルーっていうのも20代で、本当は ロマンスグレーって言葉があって、年を取ってもロマンがあってっていう言葉なんだけど、自分はまだ20代だったから、ロマンスブルー って言葉を勝手につけました。
今はすっかりロマンスグレーに近く、白い物がいっぱい混じって来たし、ファンの人からもらった手紙を読むのも、こうしてね、 ずっと離して読まないと読めないんだよね。

あ、今日、10代の人ってどれくらいいる? ・・・・1、2、3、・・・8人だね。じゃ、20代は?(と40代以上まで聞いたあと)

じゃあ、この中で恋人のいない人は? (会場から結構な拍手)
そうかぁ。ここに20代30代の恋人のいない女の人と、30代の恋人のいない男の人がこんなにいて、出会うチャンスっていっぱいあるのに、 うまく出会わないんだよね。
で、せっかくうまく出会って一緒に暮らし始めても、いろいろとうまくいかないこともあるんだよね。
・・・って一体オレは何を話してるんだ。(と笑いながら、次の曲へ)

8 ロマンスブルー
9 PAIN
10 青空のゆくえ

係員の人の、体調が悪いという言葉が頭に残っているせいもあって、省吾の声がガラガラなのが気になって仕方がありませんでした。
特に、バラードで苦しそうな感じがして、高音部に合わせるのがとってもつらそうに思いました。


〜movie〜

後半は、紺色の半袖パーカーと黒のゆったりズボン。これも定番になりました。

11 DANCE
12 境界線上のアリア
13 Money
14 J.BOY
15 詩人の鐘
16 Sweet Little Darlin'

後半は、もう歌いきってしまおうっていう感じで歌っているがしました。
でも、Sweet Little Darlin'は最初のバラードのときよりも安心して聴けたかな。


アンコール

省吾がギターを持って一人で登場。 一緒に歌ってくれる? みんなの力がないと歌えないんだ。

1 悲しみは雪のように

間に「いいねぇ」とか、「やるじゃん」て言葉が入るのも、定番化してきましたね。

2 今夜こそ
3 さよならゲーム
4 君のいるところがMy Sweet Home

これで、もう1度アンコールのあるときもあるけれど、今日は省吾にそこまで求めにくい気がして、友だちと私は さっさと帰り支度を始めました。会場アナウンスもすぐに入って、今日のステージはこれで終わったようです。

体調の悪い人が多いのに、ガンバってやってくれてありがとうって感じですが、反面、たった一度しか 来れない人にとっては体調のいい日のステージが見れないのは残念だろうなぁって思いました。
ただ、どんなコンディションの時でも、その場に自分がいれたことは感謝したいと思っています。
チケットが手に入らない人も たくさんいるのだから。


エンディング-----青空-----

('98.6.18)
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