■ コンサートレポート −名古屋レインボーホール





今日の私の席は「ブリージア」というところで、これは、アリーナの一番後方部分で、スタンド席とアリーナ席をつなぐ
階段席でした。もちろん、ステージからは遠く離れています。でも、アリーナの後方よりは、ステージが見渡せるだけマシだよね。
って感じでした。

  前回の幕張は前から10列目で、ステージが近かったので、ステージの天井部分が前にせり出していて、ちょっとした
野外ステージみたいだなぁ・・・と思っていたのですが、これだけ距離が離れると、そういう立体感が感じられなくて、
前回見たステージと少しイメージが違っていました。

オープニングは、前回同様、SHOWの映像と派手なライティングからです。
省吾は今日も、黒のTシャツと黒のパンツです。

1 青空
2 裸の王達

 今日も新聞を手にした省吾。その中の記事の見出しを読んでいき、新聞っていうのは暗いニュースが多いと…。
でも、THE SHOW MUST GO ON! THE SHOGO MUST GO ON!という声で次に進みます。

3 Hello, Rock & Roll City
4 土曜の夜と日曜の朝

 水谷さんの紹介をして、次の曲に進みます。
全体に、このあたりのMCは、幕張の時よりもずいぶん少なくなっていました。
 
5 GIVE ME ONE MORE CHANCE
6 LOVE HAS NO PRIDE

 今日来てくれている女性の人はどれだけいる?「はーい!!」という声に「いいねぇ、女性のこのハイトーンな声を聞くとたまらないよねぇ・・・
と、町支が言ってました。」なんて省吾は言ってましたけど、自分じゃないのかな??(^^)
「女性にこのラブソングを贈ります。ただし、ラブソングと言っても、浜田省吾のラブソングです、ちょっと屈折しています。
で、男性たちは何をするかというと、この屈折した気持ちを共感してください。」

7 悲しみの岸辺

 男性の人はどれだけいる?の声に、結構たくさんの男性の声があがりました。今日は男性の方が多いのかな?
そういえば、私の周りの席も、男性がとても多かったですが…。(そのわりに、女性トイレはすごい混み具合だったけど…)
この世の中には2つの大切なものがあって、その1つは女性。女性がこの世を動かしている。男が動かしているように見えて、
本当は、女性の周りをいいように動かされているらしいです。(^^)
そして、もう1つは・・・・
  
8 MONEY/BEATLES

このBeatlesのMONEYを演奏している町支君の顔が、とても印象的でした。
だって、それはそれは、とっても嬉しそうだったんですよ。

9 MONEY
10 DANCE
11 境界線上のアリア

 「ここで、10分か15分ぐらいの休憩を取ります。」という省吾の言葉が始まるやいなや、トイレに走る人で周りは騒々しくなっていました。

(休憩)The Document of "ON THE ROAD 2001"

 休憩後は、省吾は黒のノースリーブTシャツの上に、赤いシャツになりました。
 そういえば、今日のステージ下手メンバー(小島さん、古村くん、ストリングスカルテット)は、みんな黒と赤を組み合わせた服装でした。

12 Midnight Flight
13 愛という名のもとに

クリスマスの歌を歌ったのは、名古屋でクリスマスを迎えることがないから、今度のクリスマスに思い出してもらえるようにということでした。
今日は、9月29日、誕生日まであと3ヶ月、40代最後だ!なんてことも言ってました。

ここで、メンバーの一部を紹介されました。ストリングスカルテットは、今日はちゃんと東京芸術大学って紹介していましたね。
幕張初日のときは、確か日本芸術大学って言ってました。そして、ドラムは長谷部さん。大久保さんは体調不良で、最後までできなくて残念だということで、
名古屋の皆さんによろしくねと大久保くんの気持を察して伝えておきます。とのことでした。

14 陽のあたる場所

 ずっと98年から昨夏までツアーを続けてきて、スピードを出して走ってるところを急にブレーキをかけて止まるとうつ状態になるのが
今までの経験でわかったので、そのままレコーディングに入ったという話でした。
ロンドンでは、ダブルデッカー(バス)の定期券を買って(20才以来はじめて定期なんて買ったらしいです)、バックパック背負って通ってたらしいのですが
ある日、ホテルに着いたら、白いリムジンが停まって、そこからブロンドの髪の女性を連れたロッド・スチュアートが降りてきたらしくて、
自分も日本ではスーパースターなのに、これでいいのか・・・と思った。
でも、自分より背の高いブロンドの女性連れててもおかしいよね? これも生き方のひとつだという結論に達していました。

BS-2の話もあり、あっという間の一年だったという事でした。そして、今日こんなにたくさんの人が待っていてくれたのは、そのご褒美みたいで嬉しいと。
 
15 彼女
16 ...to be "Kissin' you"

この曲で、省吾が後ろにあるスクリーンの前まで上がって、そこで歌っていたのですが、主人が「ちっこい(小さい)」とひとこと耳打ちしたので、
それから、スクリーンに映る大きな省吾とその前に立つ、小さい省吾を見て、しばらく笑ってしまいました。
あ、もちろん、省吾の身長がどうこうって話じゃなくて、私たちの席から見えてる省吾があんなに小さいんだってことが、
スクリーンに映る省吾とそのまま比べられる位置に立たれたことで強調されて、おかしかっただけなんです。
私のこの秘密の笑いは、その後の曲で、町支くんと古村くんが同じ場所に立って演奏していたときも続いたのでした・・・。(ごめんなさい)

17 真夏の路上
18 午前4時の物語
19 あい色の手紙

 続いて、古村くんのサックスでのMidnight Cabから、一気に進みます。

20 Theme of Midnight Cab
21 モノクロームの虹
22 J.BOY

このツアーをはじめたときは、社会の状態も段々良くなるだろうと思っていたけれど、以前よりひどくなってしまった。
毎日がサバイバルで自分自身や思いやりの気持ちを忘れないように生き抜いていって欲しい。自分たち、エンターテイメントの世界も
いろいろ大変だけれど、生き抜いていきたい。

23 日はまた昇る

 「青空」の演奏が重々しく流れ、ライトがSHOWの終りを告げていました。

 そして、ここでセンターステージを覆っていた黒い幕が外され、準備がされます。 会場内は、やはりまだセンターステージの存在を知らなかい人たちがざわめき、立ち上がってその様子を見ていました。
 間もなく、スクリーンに映像が流れ始めます。今日も、コンサート会場に入る省吾の姿、コンサート前に会場の外で待つ人や犬の姿が映り、
続いて、楽屋での「さあ行くぞ!」という省吾の姿…
今日はどの入口から・・・と思っていたら、スポットが2箇所にあたり、省吾は、上手側のアリーナ入口一番前の扉から入ってきました。

今日も、薄い色のジーンズと白いタンクトップシャツの上に白地に模様のあるシャツを羽織っていました。

「これから、センターステージまで移動します。ミュージシャンたちをスムーズに通らせてください。みんな大人なんだから。」
という省吾の言葉に、スクリーンに映る省吾を見ていると、最初の壁際を歩いているときはよかったのですが、その後センター方向へ
曲がって、通路の間を通り始めてからは、両側から引っ張られたり、頭に手を伸ばすのが見え、ステージのところに辿り着いたばかりの
省吾の表情は、少し固いように見えました。でも、すぐに笑顔に戻って、ほっとしました。
 
-アンコール-

1 路地裏の少年

ここで、ヘッドセットを交換です。通路を移動するときに、頭をたたかれて壊れてしまったらしいです。
だから、スムーズに通してって言ったのに・・・壊れちゃうんだよ。って。
そんなに強く頭たたかれたりしたんでしょうか?センターステージに到着したとき、かなり髪を直している素振りをしていましたが。

生まれたところを遠く離れてっていうアルバムを当時買ってくれた人はいる?その中に入っている曲を・・・と。
前奏の途中で、「朝からごきげんだよ」とみんなに紹介。

2 朝からごきげん

 とっても懐かしい曲ですねー。こういう古い曲をやってくれるのも嬉しいです。

3 悲しみは雪のように

 みんなで、両手を上に挙げて「ウォー!!」って大声を出したり、ウェーブをしたり。
そういえば、今日のウェーブは、同じ方向にぐるぐる回っていました。何周でも終りがなく続いていきそうでした。 

4 あばずれセブンティーン

今何時?と時間を気にしながら、「今日、妻と子供を家に置いて独りでやってきた男性?」
「ダンナと子供を置いて来ている女性?友達とお茶をしてたら遅くなっちゃって・・・なんて言うんだろう?」
「夫婦で来ている人?」「ひとりで自由だ、いつまでもここに居れるぞって人?」
「この前までは不自由だったけど、今は独りで自由だという人?」なんて、いろいろ聞いていましたが、私はどこにでも
「はぁ〜いっ!!」と元気に手をあげて、横に居る主人に「うそはいかん!」と叱られました。(^^;

浜田省吾、シングルは売れていません。ということは、廃盤になったシングルのB面だった曲をシングルCDのカップリングに
入れたけど、知らない人が多いということでしょう。といいながら、この曲へ。
もう、この曲を知らない人はいなくなりましたよね・・・きっと。

5 演奏旅行

 「さっき、最後の曲だと言いましたが、最後の曲はメインステージでやります。ここをずーっと通っていきますので、どうかスムーズに移動できるように協力してください。」
 
6 君の名を呼ぶ 

 幕張の初日のときには、ちょっと聞きづらい感じがしたこの曲だったのですが、今回は普通に聴くことが出来ました。
でも、なんだか前のときのことを意識しすぎてしまって、そういう意味ではまだ落ち着いて聴けなかったかな・・・。

 そして、メンバー全員を再度紹介して、ステージ後方へ省吾はあっさりと帰って行きました。今日も、古村くんはいつまでもおちゃらけしてました。

 スクリーンに今日の演奏曲目が流されると、アンコールだけメモして帰ろうかな・・・と思って席に座ってたんですが、
会場係員が座らずに出てくれみたいなことを言いまわっていて、ちょっと興ざめでした。
映画でもそうですが、そうやって最後の映像まで楽しむ人もいるんだし、これが流れ終わるまではまだSHOWの一部だと思うんですよね。
帰って行く人がほとんどで、それは時間のこともあるし別にいいんですが、係員の人は、ちょっとそのへんに思いやりがほしいなぁ・・と思いました。
ということで、今回も、最後のメッセージを読み取って来れませんでした・・・。
すっかり忘れて、最後の曲を見たところでさっさと立ってしまいました。(・_・、


省吾のページトップ



ON THE ROAD 2001 '01-アリーナツアー-のページへ戻る
ON THE ROAD 2001 -'00 春/夏-のページへ戻る
ON THE ROAD 2001 -'99 秋/冬-のページへ戻る
ON THE ROAD 2001 -'99 春/夏-のページへ戻る
ON THE ROAD 2001 -'98 秋/冬-のページへ戻る
ON THE ROAD 2001 -'98 春/夏-のページへ戻る