ON THE ROAD 2001
"THE MONOCHROME RAINBOW"

TOUR REPORT

埼玉県・川口リリアメインホール('98.4.10)


川口のチケットは店頭販売のみということから、友だちの徹夜のおかげで行けたコンサートでした。 チケット取ってくれて、どうもありがとう!

一応、このレポートはコンサートを楽しんできた私の頭に残っていることを書いているわけですから、 ここちょっと違うぞ〜とか、ここは自分はそんな風に感じなかったぞ〜とかってこともあるかと思います。 それは、おおらかな気持ちで読んでくださいね。

では、さっそく。。。

当日、会場には4時過ぎごろに到着。駅の真ん前なので、1階の喫茶店でお茶をする。
トイレに行くと、リハーサルの音がもれてきて聞こえるよと言われて行くが、私の時は聞こえなかった。
5時45分ぐらいに、様子を見に行った友人が、「もうグッズを売ってるよ」と戻ってくる。 これを合図に一斉に席を立ち、会場の入口前に駆け付けたけど、列に並んでいたら、物販終了となり、 少しの後に、開場した。
中に入るのは、並んでいたので早かったから、すぐに物販台を目指す私たち。

開場から開演までの約30分で全員が買いきることは無理なので、どうしても開演までに買いたい人は、 少し早めから並ぶと楽ですよ。

さて、会場に入ると、ステージには薄いスクリーンが下ろされていました。 でも、ステージが客席と近い近い!
だけど、私は3階なので遠かったけどね。でも、そこにいることができただけで、十分!


──────映像───────
雨上がりのニューヨークシティ。そこを省吾が歩いて行く。

ステージを隠していたスクリーンが上がると、それは洋館の窓や扉のようなセット。 最初は、このセットを建物の中にいるような感じかと思ったけど、 途中から、庭で演奏してるようなそんな感じを受けてきた。

1. モノクロームの虹

1曲目にこれを持ってきましたね。 私は、後半のハードな曲が続くところで使うかなって予想を していたのですが、まんまとはずされました。

省吾は、赤いシャツに黒いパンツ。町支くんと赤でそろえたとか。。。

2. HELLO ROCK'N ROLL CITY

すでに定番。もちろん、川口シティバージョンです。

3. バックシート・ラブ

4 街角の天使

これは、渚園でやったときに中村あゆみさんと歌ったのを聴いたとき以来でしょうか。
懐かしさと、なにか昔を思い出してしまう曲でした。

5 青春の絆

さすがに、これはタイトルが出てこなかった。一緒に歌うこともできなかった。 ハミングもなんとか、、、って感じ。ちょっと悔しい・・・。
でも、このあたりから、いつもと違うコンサートになるような予感がしました。

6 イメージの詩

これも、私は一部分しか覚えてないんです。
省吾が正しい歌詞でも、間違えてても、わかんなかった。。。

(メンバー舞台から降り、省吾が一人になる)

一人でギターでやると、そのときにやりたいと思う曲ができるという話に、会場から 「演奏旅行!」とかの声が・・・。
浜田省吾弾き語り全曲集っていうのを見つけて、それを見ると百何十曲も入ってた。
でも、全部覚えているわけじゃないから、また練習しとくね。とのお返事でした。

7 生まれたところ遠く離れて

1980年に初めて海外旅行をした。・・・と聞こえたつもりだったけど、 初めて海外録音をしたって省吾は言ったんでしょう。
いろんなスタッフとアルバムを作ったと名前をあげてくれたけど、 私には覚えられない。。。アルバムを見てくださいね。
レコーディングのとき、自分の弾くコード進行にあわせてその場で即興で ピアノを弾いてくれたNICKY HOPKINSはもう亡くなってしまったけど、 彼にそれをレコーディングさせてくれと頼んで、そして録らせてもらった。 今でもこれを聴くと、彼を思い出す。
という話があり、次の曲に続きます。
このアルバム「HOME BOUND」は転機になるアルバムだったと言っていました。

8. 丘の上の愛

(ストリングス4名、町支さん、小島さん、古村さん登場。)
あの出だしのピアノとストリングス隊がとてもよかったです。

9. PAIN

これと丘の上の愛の2曲は、町支くんがステージに立ちながらコーラスで入らないのが印象的でした。

この3曲を座ってじっくり聴いていると、自分が20代で聴いていた頃を思い出して、 それは、10代とは違ったいろんな大人の悩みや迷いを抱えてる時期だったから、 それが思い出されて、とてもせつないような、懐かしいような、心に染みてくる時間でした。

この時間には、省吾と過ごしてきたこの長い期間がもうすぐ終わりを告げるんじゃないかというふうにも思ったのですが、 でも、なぜかその時が来たらそれを受け入れらるんじゃないかという、妙に落ち着いた気分でこの時間を過ごすことができたのが、自分で不思議でした。

そして、私の一番思い入れのある曲、

10. 青空のゆくえ

ステージ上が、夕日を浴びたように、オレンジになる。
前回のブルーのステージとは、イメージが違いました。もちろん曲の雰囲気も。
古村さんがパーカッションを担当していました。

──────映像───────
省吾がイエローキャブのドライバー。
いろいろなお客が乗ってくる。死ぬときはみんな一人だとか、死は周りの者に意味があり、 生は自分自身に意味があるというような内容を話してた客が、私は一番印象的でした。
おかしかったのは、最初、不良少年3人に、「サングラスなんかしてちゃんと前見て運転してるのか」って言われてたこと。
そして、最後に、ギターをかかえた省吾が乗ってきて、「I'm going back home.」で終わります。

今回の反省点は、オペラグラスを持ってくるのに意識が集中しすぎて、コンタクトレンズ(or眼鏡)を忘れたことです。
字幕が読めない!!オペラグラスでは、視野に入りきらなくて読めないうちに字幕が変わってしまうんですよ。。。

11. Dance

省吾は着替えて登場。茶色だと思っていたら、小豆色のような柄物のシャツの前をすべて開け、下に黒のタンクトップ。パンツはそのまま黒。

この曲はとても久しぶりに聴いた気がします。でも、最後まで行かないうちに、

12. 境界線上のアリア

に移っていくのでした。

13. MONEY

2コーラスまでは、省吾が自分でギターを弾いて弾き語り風。こんなMONEYもあるんだぁ。。。 途中からは、ハードに。

14. J.boy

15. 詩人の鐘

あれ? 1番の途中、歌詞忘れてなかったですかぁ?
何と言っても、1stバイオリンの人が思いっきり体を動かしながら弾いていたのが印象的。 グリーンのスポットも浴びて、なかなか目がはなせない存在でした。
他の3人も、ノリノリ。いつもオーケストラのバイオリニストなどを見ている私は、すごおいぃぃ〜しか思えなかったのですが、 あの人たち、体力は持つのでしょうか。(大きなお世話ですね)

16. SWEET LITTLE DARLIN'

ここで座って聞いていたら、あぁ!もう終わりなんだぁ! あわてて立って、省吾に手を振りました。

ここまで、とても早かったです。


アンコール

省吾はいつもどおり、グッズを身につけての登場。いつものTシャツではなく、 会場販売のみで取り扱われている赤のサッカーシャツでした。そして黒のキャップ。

17. MIDNIGHT BLUE TRAIN

前回のツアー最後の札幌で、いつまでもみんながアンコールで待っていた曲ですね。
最後の部分で、省吾が2.3歩マイクから下がると、省吾の声もギターの音も少し小さめになり、 会場のみんなと一緒に歌ってるというのが実感できました。
ここは、結構、みんな感動したかもしれないですね。

この1曲だけで、最初のアンコールを終えたのが、とてもすてきでした。

18. BE MY BABY

19. さよならゲーム

20. 二人の絆

21. 君がいるところがMy Sweet Home

最後は、前回のツアーの気分で突っ走り、アッという間に終わっちゃいました。


〜青空〜 (エンディング)

MC より(上に書かなかったものです)

少し、今回は MC は少なめに思いました。前回のツアーも初日は少なめだったので、これから変わっていくかもしれませんね。

最後の最後に、メンバーみんなでステージに並び礼をするときに、ス トリングスの人たちも一緒に並ぶのを見て、「こんなことなら、バイオリンやっとくんだった」と言った私。まだまだミーハーなところは抜けない。。。
あとで聞くと、友だちも同じことを言っていました。

会場から出て友だちと集合したら、なぜかみんなメモリアルチケットを持っているじゃないですか。
え〜〜〜〜!!そんなのもらってないよぉ!
会場のスタッフの方、椅子に置くならみんなの椅子に、3階で配ってまわってたという人は同じ3階には全員にちゃんと配ってくださいよぉー。
結局もらえず、思い出が一つ減ってしまった・・・。くすん。 **** これには後日談があり、やっぱり諦められずにロードアンドスカイに電話をしたところ
「ディスクガレージに電話をしてみてください。お渡しできるようにしますから。」
ということで、あとから自宅に送ってもらうことができました。
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('98.4.12)


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