■ コンサートレポート −マリンメッセ福岡





ファンクラブの会員優先で申し込んだ沖縄がはずれて、第2希望で手に入れたこの日のチケットでしたが、
以前から、福岡はパワーがあるって聞いていたので、ちょっと楽しみに行かせてもらいました。
キャナルシティのホテルに泊まっていたのですが、そこから歩いて会場まで行きました。
ちょうど寒くもない日で、歩いていると結構暑くなったりして・・・。でも、会場が見えてもなかなか
道が渡れなかったりして、会場に着いたら、5時20分ぐらいになっていました。

   まずは、長い間カメラを持っていってなかったので撮らないままになっていたツアートラックの写真を
撮って、それから会場に入りました。
もちろん、私にとっては初めてのマリンメッセ。見たところ、後ろの辺が長い・・・。
多くの会場が楕円になっているのに、ここは正方形って感じでしょうか。ステージに相対する座席が
横幅があり、直線的でした。

開演予定の6時、3分前に「The Show Must Go On」がかかりはじめ、6時ピッタリに開演しました。
最終日なので、早く始めて早く終わりたいのかなぁ・・と思ったのですが、それが違ったというのは、
これから書いていきたいと思います。

今日も、黒のTシャツと黒のパンツで登場した省吾。でも、最初の時に、私から省吾への視線のちょうど真ん中に、
赤く光る発光物を発見!「え・・あんなの持ってきてる人がいるの・・・」と思ったけど、すぐにそれは降ろされました。


1 青空
2 裸の王達

 今日も新聞を読んだ後、何があってもショーをとめられないといういつものセリフで
The show must go on. The SHOGO must go on! と次の曲へ。

3 Hello, Rock & Roll City
4 土曜の夜と日曜の朝

 水谷さんの紹介をして、次の曲に進みます。

 
5 GIVE ME ONE MORE CHANCE

ここで、みんなが席に座ったときに、また先ほどの赤い発光物を持ってた人が立ち上がって振っていました。
いいんだけど・・・ちょっと省吾には似合わないような・・・と思っていたら、またすぐに座り、それ以降それは
目にすることはありませんでした。ちょっと、ほっとしました。。。(^^;
この曲を聴いたとき、省吾の声が少しかれていることに気付きました。福岡も最終日になり、ちょっと
喉が疲れてる感じなのかな・・・。

6 LOVE HAS NO PRIDE

 今日来てくれている女性の人?イェーィ!
という省吾の言葉に反応した女性陣の声は、結構この会場は大きかったような気がしました。

7 モダンガール

 今度は、男達!!こちらも、元気いいです。いや、男の人はいつも元気いいですね。
そして、男は女にはいつも苦労している・・・のくだりに、いつも隣で過剰に反応するうちの主人・・・ (ーー;)
  
8 MONEY/BEATLES
9 MONEY
10 DANCE
11 境界線上のアリア

 ここでいつもどおり、ムービーを見ながら休憩です。
このとき7時、ここまで1時間、本当にあっと言う間ですね。

(休憩)The Document of "ON THE ROAD 2001"

 休憩後は、これまたいつものように省吾は黒のノースリーブTシャツ(タンクトップ?)の上に、
赤いシャツになりました。

12 Midnight Flight
13 愛という名のもとに

「このへんから、ちょっとゆっくりやっていい?」という省吾の言葉がありました。
「今日、楽屋入りしたときに、手紙が何通か届いていたのね。ぼくの場合は、みなさんのことを
信じてますから、振ったり透かしたりせずに、スパッと開封してます。
いつも、だいたい、頑張ってくださいとか励ましの手紙がほとんどなんだけど、今日はその中に、
匿名だったんだけど、今日も来てくれている姉妹の人の手紙があって、お姉さんの方が、今日のコンサートが
たぶん最後になるだろうから・・・ということだったのね。で、DJじゃないから、普段はこういうことは
しないんだけど、今日はその手紙に尋常じゃないものを感じたので、リクエストのあった曲を歌いたいと
思います。妹さん、ようこさんかな・・・。聴いて下さい。」

14 我が心のマリア

省吾の生ギターだけでの演奏の後、「もちろん、最後と言わずに、また元気で来てくださいね。」という
言葉が添えられました。

「どうしてMidnight Flightをやったかというと、クリスマスはたいてい広島とか中国・四国地方で
迎えることが多いのね。今回も、広島とか徳島とかだし。で、クリスマスには、毎年山下くんの、
雨は夜更け過ぎに〜っての一食になるわけで、今年はそれに桑田佳祐くんの白い恋人達もあるわけで、
でも、今日これを聴いて、今年のクリスマスには天神・中洲あたりではMidnight Flightが流れてるって、
クリスマスの頃になったら、有線にもいっぱいリクエストして。これは、実験だからね。失敗したら君たちの
せいだからね。はっ(これは笑いです)。」

ここで、ON THE ROAD 2001九州最後の日ということで、用意していた長い紙を手に、今までの九州での
会場名を読み上げ、来てくれた人は拍手をしてねと。もちろん私は、九州はほとんど来ないので、
手を叩けたのは、沖縄と別府だけでした。
その読み上げる間に、この日の次の日はハウステンボスに行ったら、誰も人がいなかった。みんな行ってやれよ!
とか、南海日日新聞の記事の話とか、コンサート以外のエピソードも少し紹介されていました。

ここで、メンバーの紹介。いつもは、ここでは全員じゃないのに、今日は全員でした。
最後に小島さんを紹介したときの口調とコロッと変えて、「1986年・・・ね、口調も変わるでしょ」と
初めてチャート1位となったJ.BOYのアルバムの話をして、次の曲に進みます。

15 もうひとつの土曜日

「1週間以内に、どこかでテロが起こるかもしれないとアメリカから発表されて、東京でも
アメリカに関係するところの警備が強化されてるんだけど、ここに来る前に、銀行に用事があって、
行ったのね。そしたら、ビルに入るのに警備が厳しくて、名前を書かされたの。で、そのとき、
俺はサングラスもしてないし、よれよれの格好して行ってたわけ。で、どうしよう・・・今、鞄から
サングラスを出してかけるのもおかしいしなぁ・・・って考えてたら、よけいに怪しくなってきて、
偽名を書くにも、身分証明書を提示して名前が違ったらまずいだろうし。で、名前を書いて、
はい。て行こうとしたら、ちょっと待ってください。って呼び止められたの。で、電話番号も
お願いしますって。え〜、電話〜? 書いてください。で、会社の電話番号を書いたのね。
もちろん、自宅は書けないからさ。はい。って行こうとしたら、すみませんってまた呼ばれたの。
職業はなんですか?え?職業・・・・自由業っと。自由業ですか? はい、どうもご苦労様ですね。って
行こうとしたら、後ろから、「コンサートがんばってください」って。
なんだぁ〜わかってんじゃん。だったら、早く通してくれよ〜。俺が爆弾仕掛けるわけないじゃん〜。
って、これはほんとにあった話です。」

「あとね、もう少し話していい?」とまだまだ話は続きます。今日のバラードコーナーはとても長いです。

「駐車場で車を停めようとしてたら、隣で外車も停めようとしてたの。それも、窓が全部真っ黒で、
中が全く見えないの。で、その車を停めました。俺も車を停めました。そしたら、外車から真っ白な
スーツを来た人が降りてきて、ドアを開けたまま立ってるの。すっごい音でズッズンチャッチャ
ズッズンチャッチャって音楽がかかってて、そのうち、「マネー!!!」って、俺の曲じゃん。
すぐに、その場を離れました。。。でも、よく見たら、純白のメルセデスでした。」

さて、ここで長いお話が終り、新しいアルバムのことになりました。The Best of The Yearだと思っている。
今年最も売れたアルバムではないけど、今年の最も優れたアルバムのひとつだと思っていると。

16 彼女
17 A NEW STYLE WAR
18 愛の世代の前に
19 午前4時の物語
20 あい色の手紙

 今日も古村くんは、後半は黒のTシャツでしたが、この次の曲の画面が少し変わりました。
今までは、演奏する古村くんの腕とサックスがオレンジに輝いた画面だったのに、今日見たのは、
Midnight Cabの懐かしい映像と古村くんの演奏姿をミックスしたものになっていました。

21 Theme of Midnight Cab
22 モノクロームの虹
23 J.BOY

 このツアーをやっている間に、社会は少しはよくなるだろうと思っていたが、ますます失業者は増え、
景気は悪くなり、戦いが起こったりしてひどくなってしまった。今、自分たちに大切なことは
生き残ることだと思う。人を傷つけたり、殺したりしても生き残るんじゃなくて、
優しさや、人間らしさを忘れないで生き抜いて欲しい。今夜はどうもありがとう。
といういつもの挨拶で、本編最後の曲になります。

24 日はまた昇る

 急にこんな話ですみませんが、多くの人が休憩のときにトイレや喫煙に行きますよね。
で、トイレと喫煙所はたいてい同じ場所にあり、しかも女性用トイレは外まで長蛇の列。
みんなが一斉に喫煙するため、開演前とは比べ物にならない状態になるので、私は最近、
このタイミングでトイレに行っています。
 センターステージの準備をする間に、十分余裕で行けますし、トイレも空いているし、
喫煙している人も少ないし・・・。ってことで、今日もここでトイレに行ったのですが、
ところが、今日は大変でした。自分の場所に帰って来れないんです。
今日は、センターステージより前側の席、21列目だったので、戻ろうとしたら、
あっちの通路から行けと言われ、そっちへ行けば、元の方の通路から行けと言われ・・・
こっちから行けって、あっちの人に言われたんですけどーって何度も言って、ようやく通してもらい
そのまま、縦の通路を上がっていくと、また通路のところでバリケードが・・・。
ロープは半分強行突破的ではありましたが、鉄製の柵は係員がバイトの若い子なので、
自分の席に帰らせてください〜〜〜って何度か言ったら、通してもらえました。

ということで、今日得た教訓・・・
センターステージより前方の座席のときは、トイレは休憩のときに済ませよう。(^^)

-アンコール-

 省吾の通る場所から結構近かったのですが、そして通路沿いの席ではあったのですが、
そのほんの数列前に行って間近で見る勇気もなかった私は、まわりの人と共に椅子に立ち上がって
省吾の頭のてっぺんだけ見させていただきました。(椅子に上がる勇気はあった・・・)
 今日は、画面で見ると茶色っぽい縦のストライプみたいな柄のシャツを
白いタンクトップシャツの上にはおり、いつものように薄い色のジーンズ姿です。

1 路地裏の少年

 「1976年にこの曲でデビューをしました。みんな知ってるかな?
当時、ギターを初めて買いました。GIBSONのJ45というギターでした。
給料の5倍ぐらいしたんだけど、毎月1万円ずつ払って・・・。
なかなか思うように花開かなくて、いろんなことをやって・・・
そして出したアルバムHOME BOUNDから・・・。」

2 終りなき疾走

 「九州はいつも温かく迎えてくれる。たくさん思い出があるけど、やっぱり1983年の
海の中道。今の海の中道とは違って、10万人ぐらい入るところだったんだ。けど、1万6000人
ぐらいだった。あの時来てくれた人?来てくれなかった人?そう、残念だったね。
またできればいいなあ。」
 
3 A PLACE IN THE SUN
4 悲しみは雪のように

 今日は、悲しみは雪のようにで古村くんはタンバリンで頭を叩かずに、肘に当てていたようです。

5 あばずれセブンティーン

 ここでいつものように、年齢の調査がありましたが、今日はその年齢の人を一人ずつ
カメラで写していました。10代の子も50代の女性も。
それから、誰と来たか・・・とか、他の会場と同じように話して、
「星の指輪」をワンコーラス歌いました。

「最後の曲になりました!」
というところで、私の後ろ(センターステージ向いてたときは前)にいた女性お二人が
もう電車の時間に間に合わないということで帰られました。あと、2曲なんですよ・・・
と言ったら、残念そうにされていましたが、また広島に行きます!と帰っていかれました。
結局、あと2曲じゃなかったから、よけい残念でしたね。

6 演奏旅行

 「センターステージでもう少しだけやります。(メインステージと今日も言い間違えてました)
ここをずーっと通っていきますので、どうかスムーズに移動できるように協力してください。」

7 君の名を呼ぶ 

 これが終わったら、いつものようにメンバーの紹介をして、全員で並んで礼をしたあと
ステージサイド両側の人の方に向いて、全員で手を振っていたのですが、やけに省吾が
体を斜めにして、かわいい素振りをしていました。
 そして、メンバーと一緒にあっさりといつものように帰っていくのかと思ったら、そのまま
立っている・・・あれ?って思ったら、ギターを手にして、「九州最後だから・・・。
でもみんなが歌ってくれないと」と、もう1曲やってくれました。

8 Midnight Blue Train 

21時39分終了、そのまま画面に映る曲目を見ていても、この会場の係の人は出て行けと
せかすこともなく、会場内がかなり暑かったので、ちょっとゆっくりとしながら席を立ちました。
21時45分ぐらいでした。今日は、とても長いコンサートでした。


省吾のページトップ



ON THE ROAD 2001 '01-アリーナツアー-のページへ戻る
ON THE ROAD 2001 -'00 春/夏-のページへ戻る
ON THE ROAD 2001 -'99 秋/冬-のページへ戻る
ON THE ROAD 2001 -'99 春/夏-のページへ戻る
ON THE ROAD 2001 -'98 秋/冬-のページへ戻る
ON THE ROAD 2001 -'98 春/夏-のページへ戻る