私と省吾の関係                         


関係なんて言ったら,ファンのみなさんに叱られてしまいますね。
なーんの関係もありませんからご心配なく。

私の省吾への熱い思いのあれこれを書こうかなって思っただけです。

1997.3.30




*****出会いはいつも突然に******

私と省吾との出会いは,突然やってきました。運命的な出会いって,そんなものですよね。

1982年のある日,友人にカセットテープを手渡されました。
「しっかり,聴いといてね」
それには,「愛の世代の前に」と「Promised Land」が録音されていました。 友人は大阪人の私に,大阪フェスティバルホールへの道案内を任命したのでした。

数日間,そのテープを素直に聴き続け,そろそろ「愛の世代の前の暴風雨のなかぁー,ウォォォォォ,イェーッ」なんて歌えるようになった頃, 私は恐る恐るその友人に聞いてみました。
「まさか,この人のコンサートって立ちっぱなしの激しいヤツじゃないよねぇ?」
「ううん,大丈夫。静かな曲ではみんな座るから」
違う違う!! そういう意味じゃないんだってば。 みんなが立って,頭の上で手をたたいているようなコンサート私には行けないよぉ・・。 その日から,コンサートの日まで,悩み続けました。

一方,曲は・・・というと,結構聴きやすくってなかなかいいよねって思っていました。 ただ,コンサートのことで頭が一杯で,十分には曲を楽しんでいなかったと思います。

こうして,無理やり連れて行かれた私でしたが,今まで知らなかった悪い遊びを覚えた子供のように,クセになってしまいましたよ。 そのまま「現在に至る」です。あっ,そのままじゃないか。 その後,私を大きく狂わせたんだから。

浜田省吾知らない人は,イラストの中を見てみて!







*****いったい彼のどこが・・・******

いったい彼のどこがそんなにいいの?って,いろんな人に聞かれます。 もちろん省吾のことあまり知らない人から。TVとかに出ないので,興味を持たなければ,省吾を知ることなくおわってしまいますからねぇ。

まずはやっぱり,楽曲がいい。
メロディーラインもとてもきれいで,バラードならインストゥルメンタルでも素敵なのですが,それに加えて,詩がすごくいいんです。 すーっと心に染み込んでくるような詩で,ラブソングなんて,どーしてそんなにせつない詩がかけるのって思ってしまいます。 どの詩も,自分の今までの人生のどこかひとコマと重なり合ったりするんですね,不思議に。

それに,自分の回りで何かがあったときに,省吾の歌が結構支えになってくれるんです。 曲を聴いたらそれだけでなぐさめられたり・・・。 これは,彼のファンだから,彼の声に励まされている部分もあるかもしれないけど。

そして,省吾は私よりも人生経験が長くて大人なので,大きさを感じるんですね。 自分のことばかり考えてる人が多くなったこの世の中で,あれだけの立場の人が回りの人を大切にする姿にも,心うたれるし。 本当の姿なんてわからないよって言われるけど,でも,大きくはずれてはいないと確信しています。

ファンとはそういうものなんだから。


*****省吾に会いたい!******

そこらの恋人同士のように会えないのが,スターと単なる一ファンのつらいところ。 会おうと思えば,まずチケット取りに精をださないといけません。

今まで,ステージの省吾に会った回数は・・・もう覚えてないけど数十回(さすがに百回にはなりません),北の端から南の端まで,チケットが取れればどこまでも会いに行きます。

今までいったのは・・・ 野外では,渚園(静岡県),みちのく湖畔の杜公園(仙台),ホール・会館では,東京,横浜, 名古屋,京都,大阪,神戸,尼崎,姫路,広島,松山にそれぞれ数回,数十回。 もっといろんなところへ行ってみたいけど,なかなかうまくチケットが取れなくって。
チケット余って困ってる人がいたら,ぜひ連絡してくださいね。 そんな人いないだろうけど。

コンサートで遠出をするときは,予算的な問題もあって,結構ハードな旅となることもあります。 例えば,2度目に松山へ行ったときは,仕事が終わってから夜に神戸をフェリーで出発,早朝松山に着き,温泉やショッピング,観光で時間をつぶし,夜にコンサートへ, 夜行高速バスでその夜に松山を発ち,翌朝早くに大阪に到着するというパターンでした。

それから,チケットをとるのは,ファンクラブは一番あてになりません。 私は,ろくに当たったことがありません。で,いい方法を見つけました。 「苦労して取る」ってことです。
1994 年の春には,20 周年記念のステージを京都会館で行うと聞いて,友達と四条河原町の高島屋の前で徹夜しました。 次の週にも大阪城ホールのチケットが店頭売りされるとのことで,やはり前日の朝7時から約27時間並びました。 でも,苦労した甲斐があって一番前の列が取れたんですよ。 またこの次店頭売りされることがあれば皆さんも一緒に並びましょうよ! みんなで並べば楽しいし,きっといい席が取れるんだから。